アイドルな彼との恋語
No.19 ディナーと指輪
「はぁ……」
あれから7日が過ぎた。
何をやってるんだろう私は。
どれだけリンを待たせれば気が済むんだ。
最低にもほどがある。
いや、てゆーか、リンだけならまだしも、一昨日八木橋くんまでもがあんなこと言うからーっ!!
時間を少し戻して一昨日の夜。
仕事を終えた私が家で家事に勤しんでた時、ピンポーンと家のチャイムが鳴った。