アイドルな彼との恋語

「私、リンのこと、こんなにも好きになってたんだね…」



「……ふーん。で、リンってどういう奴なの?」



「どういう奴って、それは……じゃない!!!」







あんたまだいたの桔梗!!





さっきからちょいちょい私の思考に首突っ込んできて!!










「だって姉ちゃん、考えてること全部口に出してんだもん」







何ー!!?



じゃあ今までの全部聞かれてたってことかー!!?






ハズい!!




恥ずかしすぎる!!!!










「大丈夫だって。誰にも言わねーから」



「当たり前でしょ!!喋ったらぶっ飛ばすからね!!」



「ほー。そんなこと言っていいのかなー姉ちゃん」







くー!



ムカつくコイツ!!

< 182 / 224 >

この作品をシェア

pagetop