アイドルな彼との恋語
「腹、減ってんのか?」
「は、ハイ……」
ごまかせるわけもなく素直に頷く私。
うううっ。
超恥ずかしい…っ!!
「ルームサービスでも頼むか」
ハイすみません気を遣わせてホント。
ダメな女ですみません。
リンがルーム電話で頼むやいなや、数分とかからずに、どっかの高級レストランのような立派なフルコースが部屋に運ばれてきた。
早っ!!
しかもこれルームサービスというレベルか!?
私の給料何ヶ月分なのかわからないほどの値段がしそう…。
リンには悪いけど、こればっかりは私、お支払いできないわ……っ。