アイドルな彼との恋語

「…でも、やっぱり否定するかな。そんな料理。
だって、完璧を作っちゃったら次は何を作れるの?その人は。
追い求めることを止めないからこそ、料理にはたくさんの可能性が生まれるのに。
完璧を作っちゃったらそこで止まるしかないじゃない。前には二度と進めない。
だから私は否定する」








やっぱりコイツは予測不能だ。






完璧を求めてきた俺はその先のことなんか考えもしなかった。











完璧を追い求めるからこそ、進化し続ける…か。







完璧だと思い込んでる俺の歌はこれ以上はない。







進歩もせず止まり続ける。






クソ親父が言ってたのはこのことだったのか…?

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