君を想うとⅢ~True love~


はぁ~。
恥ずかしい。

死ぬほど恥ずかしい。






でも…
やらなきゃきっと後悔する。







桐谷慎のコト、ちゃんと好きで彼を求めてるんだってこと証明したい。




そして何より…
そんな私を見せることが彼の喜びに繋がるのなら…見せてあげたい。





少しでもいいの。
彼が一瞬でも嬉しくなってくれるなら…恥ずかしさを乗り越える価値があると思える。







私はハァ~っと大きくため息を吐くと


「ハジメテだから…うまくできないかもしれないけど……。」


彼に前置きをしてズボンのチャックに手をかけた。








そしてボクサーパンツの上から、熱く猛る彼自身をそっと触ると



「大丈夫。
高宮がくれる快感なら、俺はなんでもいいんだよ。」



呆れたように彼は笑う。






「したいようにしてごらん?
高宮の手で俺のコト、気持ちよくして追い詰めてよ。」







そう言って頭を撫でられた瞬間。
私の中の心は決まった。






「痛かったら…ごめんなさい。」






谷底に飛び込む気持ちで彼自身を口に頬張ると


「…う…あ……。」


桐谷慎は顔を歪めた。





「ご、ごめん!!痛かった!!??」



心配になって口を離すと




「違うよ。想像以上に気持ちよかっただけ♪」




桐谷慎は子どもみたいに微笑んだ。





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