君を想うとⅢ～True love～

「Even if it says how many times, my feeling does not change.
There is no mind that I meet her.
（何度言われても、俺の気持ちは変わらない。
俺は彼女に会う気はないよ。）」




それに習って、こちらも英語で俺の意思を伝えると、藤堂はチッと舌打ちをしてこう言った。




「……Why?!
Why do?!She was wishing, "I want to meet you".
Are her feelings disregarded?!
（なんでだよ！アイツはいつかアンタに会いたいと願ってるんだ！
アンタはアイツのそのキモチを踏みにじる気か！？）」




まるで燃えるような
飢えた獣のような目をして、俺を睨みつける、藤堂。





「You are sure to want to meet her!!
If so, it is necessary to meet her!!
Will you think so?!
（アンタだってアイツに会いたいと思ってるはずだ。
アイツに会う必要だってあるはずだ！！
アンタだってそう思うだろう！？）」





そう…俺を睨みつける藤堂の背中の向こうには。





少し心配そうな、驚いたような目をして、こちらに近づいてくる、アイツの影が見え隠れをしていた――……。