君を想うとⅢ~True love~
遠くで聞こえる鐘の音。
神様が俺達を祝福しているかのように、高らかに鐘が鳴る。
「ふふ、なんだか神様がおめでとうって言ってくれてるみたいだね。」
と、君は幸せそうに笑う。
でも…ね??
高宮。
俺は神様にじゃなく、君に誓うよ。
目の前にいる君に、誓うよ。
俺の愛と
俺の恋の全ては
全部、全部、
君に、捧げます。
死が二人を別(わか)つまで、俺は君を想い続ける。
そして伝え続けるよ。
「好きだよ、高宮。
あいしてる…。」
君の耳元で、ずっとずっと。