ひまわり


「……」
「お帰り…遅いじゃない?」

「友達と会ってた。」

「友達?学校も行ってないのに?」

「うん。学校の人じゃないよ?
海辺で知り合ったの。彼がいるから生きてるんだ。」
って軽くお母さんに話して部屋へ行く。


冬馬といる自分は好き。


このままずっと何も壊れず
君といたいよ…

君が私の生きる光だから…

君がいない人生は嫌なんだ。

会って間もないけど
そのくらい君の存在が大切になったの。

君に伝えたらどんなに楽なのかな?でも、まだ伝えないの。

君の傍で笑っていたいから…
遠回りしたっていいよね?



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