その涙も俺のもの
「隠すことないやん?ただの友達なんやろ?」


パッと顔を上げて嬉しそうに微笑んだ。

隠さないでいれるのが、嬉しくてたまれないのだろう。


「うん!あのね、海人の誕プレ買いたいの!お世話になったから…」



ピシャーン



体に電撃が走った。


ちっ、千葉?!


千葉のためのプレゼントォ?!



「男の子が好きなものってわからないし…だから、いお君教えて?」


上目遣いで俺を見る。

うわっ、めっちゃ可愛い…///

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