その涙も俺のもの
いお君めぇ~…


私は背中を向けて、歩き始めた。

しかし…ついてこない。



敦子も瑠奈も先に帰ってしまい、

残っているのは私といお君…



「二人しかおらんで?」



意地悪な笑みを浮かべて、手招きをする。



「…っ///」

「んっ」



いお君は目を瞑った。


…綺麗な顔。

本当にかっこいい…

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