その涙も俺のもの
学校に着いて、すぐに敦子や瑠奈が傍にいてくれる。


周りの人に迷惑をかけている。

どうしよう…私、迷惑なだけだよね?



イツメンでいるのに、

楽しさが半減しているみたいだった。



学校が終わり、帰り道を歩く。

隣にいるいお君は、もちろんいない。



それがどんなに悲しいか、

私はいお君との距離が縮まってもっとわかるようになった。



いお君のことが好きな人、

みんなこの気持ちを抱えているの?

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