その涙も俺のもの

その涙も俺のもの

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朝、すがすがしい小鳥の声が

太陽の光とともに一日の始まりを告げる…



「いお君っ!遅刻するってば!起きて!!」



ばさっと布団をはがし、

眠そうに目をこする彼を起こす。



「美優、あと5分…」

「だーめっ!間に合うわけないでしょ!…っひゃ?!」



突然、腕をひかれて

ぎゅうっと抱きしめられる。

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