その涙も俺のもの
「意外とみんな知ってるかもよ?」



ぎゃーっ!!!



恥ずかしい!顔から火が出る!


穴があったら入りたい!!



―でも



「千葉君…。ありがとう」


「どういたしまして。落ち着いたみたいだね?もう、昼休みも終わるし、教室に戻ろうか?」



「うん」



二人で教室に戻る。


戻る間も、いろんな人から視線を浴びた。


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