闇のプリンス ~オオカミと死の女神~《休載中》
ダークが帰ってから、なんとも言えない複雑な気持ちでいっぱいだった。
私はダークが好き。
でもそれはライクであって、ラブと言えるものなのか分からない。
でも、確かにドキドキした。
気持ちが揺らいでる……?
分からない。
ふうっと枕に顔を埋める。
いろいろあって疲れていたのか、いつの間にか夢に落ちていた。
その頃、魔界ではすでに何かが動き始めていることを、私は全く知らなかった。