運命の初恋愛
#19 【誤解】
「どうして――っ……」


私の視界に入った人物、それは――。



「ジュヨンさん――!」


思わず立ち上がる。


目の前に現れたのは――そう。


カン・ジュヨンさんだったの。



「コンニチハ」

挨拶をしながら、こっちへ歩いて来る。


「あ…………」

言葉を無くした私は、無言のまま先輩の顔を見る。



「2人とも、何か話したい事があるんじゃないかと思って……。院長に頼んで、連絡を取って貰ったんだ」


嘘……。
こんな事ってあるの?


< 122 / 213 >

この作品をシェア

pagetop