運命の初恋愛
「そうなの……」

「そうか……」


お父さんもお母さんも、ため息をついた。



「はっ……反対しても無駄だよッ。私の気持ちは変わらないから」

私は言い切った。


すると。

2人からは意外な言葉が返ってきた。



「お父さん達は、別に反対はしないよ。むしろ、その逆だ」


へっ?
その逆?


「応援したいと思っているの」

お母さんの言葉に、拍子抜け。


応援する?


「な……何で?」

私は思わず聞き返した。



「あのね、羽那」

「もうずっと昔の話なんだが……――」




!!!

衝撃の事実が明らかになった。


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