運命の初恋愛
その日、家に帰ると……。



『羽那ちんへ

久しぶり。お元気ですか?

わたしは今、なんと!


この春から、一人暮らしをしています。

けっこう綺麗なトコで、気に入ってます。


それから、もうひとつ報告。


3年間付き合ったアイツとは、

最近別れました。


高校時代、あんなに応援してくれたのに、ゴメンね。


今はとりあえず大学卒業だぁ!



そうだ!

こっちに来た時は、遠慮なく家に遊びにきてね。


桂子より』




タイミングよく、こんな手紙が届いていた。


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