運命の初恋愛
何――――?
どうしたの?


そう思って、顔を上げる――と。


「あ…………」


嘘…………。
信じられない光景に、絶句した。



「コンニチハ」


目の前に、足長さん。
ううん。



「カン・ジュヨン…………」


さんが、立っていたから。



会いたくて……会えないはずの人。



その人を前に、


胸が――――いっぱい――――…





「オヒサシブリデス。カン・ジュヨンデス」



噂通りの、優しい声で挨拶をする、足長……(じゃなくて)、ジュヨンさん。


少し困った顔をして、続きを話し出した。


だけど……。



「アノ……――――、――……――、――…――」


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