であった頃のままで

キーンコーンカーンコーン

チャイムが鳴った。

「おし、はじめんぞー」

先生の一言で教室にいる生徒は皆静まった。

「起立！ 礼！ 着席！」

皆が沈まったと同時に学級委員長がが号令をかけた。

かけたと言っても、皆は適当だ

「では授業をはじめる・・・と言いたいとこだが今から転入生を紹介する。」

クラス全体がざわついた

なぜなら中学校始まって以来の転入生だからだ

「静かにしろ！」

先生は一発かまして次にこうつないだ

「はいってこい」

「がらがら」

ドアがあき、入ってきたのは女の子だった

髪は長くそして綺麗な黒髪をしている。

そうあの時の彼女のように・・・！！

僕は目を限界まであけて一直線に彼女のを見た

そう・・・彼女だった。

あの時の・・・彼女だった。

僕は意味がわからなかった

こんがらがった。

「この子が今日からこのクラスで一緒に勉強するえっと・・・名前は」

意味がわからなくなっている僕に追い討ちをかけるように状況が進んでいく

「大波桜です」

彼女の一言で僕の頭の中が真っ白になった。

途端に立ち上がってしまった。

僕が立ち上がったと同時にざわめきが途絶えクラス全体で僕を見つめた

僕の緊張はマックスに達し自分がなにをしてるかせえ分からなくなった

すると・・・

真地・・・くん？あ、真地くんだ。

彼女はこの空気を