Dear
いつもの通学路
ガタンゴトン…ガタン…
"言葉にできないほどの想い"
"ずっと側で笑っていて"
ゴトン…ガタンゴトン…
"涙流した悲しい夜"
―――…ちがう…
"いつまでも見つめていたい"
―――…ちがう…
"君の笑顔が…"
「ちがぁぁああう!!!」
―…ッはっ…!
…、見渡せば、電車で叫んださぞかし珍しい私を
驚いた目でみる人、大勢。
そして冷ややかな目で見る人、多数。
うっ…
また…やってしまった…。