小悪魔メイドはエリート社長様専用
俺も正直言って…場違いだと思うが…足を踏み入れる。


国賓の方々と一緒に晩餐会に招待されるとは…思いもよらなかった。


バロック式の概観。
中の調度品も最高級。



人が多過ぎて…浦川さんも何処に居るか分からない。


「良かった~隣同士で…」


澪生は完全に俺を頼りにしていた。
花鳥の間と呼ばれる場所に通された。

「しかし…スゴイね~」
澪生は天井に見上げる。


天井に描かれた花や鳥の絵に澪生は魅入っていた。




ナイフやファークも美しく磨かれて銀色の光を帯びていた。



グラスに食前酒が注がれて行く。


晩餐会は厳かに始まった。









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