小悪魔メイドはエリート社長様専用
「紹介するわね…ウチの新人の蘭ちゃん…」


「蘭です…!!!?とんま??」


俺の顔を見たとたん…頓狂な声で呼び捨てるキャバ嬢…


「その声は…美古??」


「…あら??知り合い?ちょうどよかった…一人指名客付いたわね~蘭ちゃん」


「……」
純子ママはさっさと別のテーブルに行ってしまった。


「キャバ嬢と知り合いとは…」
栗原は俺を興味深々に見つめる。



「…別に元カノの妹だ……」


「とんま…社長になったんだって~」


「俺は透真だ…お前…一体此処で何してる?」


「…バイト…」





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