小悪魔メイドはエリート社長様専用
「…大学受かったんだって~おめでとう」
こいつに流されていけない。
俺は大人として振舞おうとまずは社交辞令。



「……大学…辞めた…」


「ハッ!?まだ…5月だろ??」


「入ってみたけど…何か合わなくて…」


「…その金…お前が出したんじゃあないだろ?」


「そうだけど…」


金を出した親には全く悪いと思ってなさそうなあっけらかんとした態度。


「親はお前のその身勝手な行動に泣いたんじゃないのか?」


「泣いてない…逆に怒って…マンション引き払われて…私は仕方なく…此処で住
み込みバイトしてる」




< 16 / 201 >

この作品をシェア

pagetop