小悪魔メイドはエリート社長様専用
俺は夕食時には部屋に戻った。


「お帰り!!透真」


とんまと言われるよりはマシだが…18歳の女に呼び捨てられるのはどうも気に食わない。


でも部屋にはチーズのいい香りが漂っていた。


「今夜は夕食は何だ?」


「ニョッキのクリームチーズとタコのカルパッチョ」


「……ニョッキは自分で作ったのか?」


「もちろん」


自慢げに美古ちゃんは俺にVサインを突きつける。


「ジャガイモとタコが安かったの~」


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