小悪魔メイドはエリート社長様専用
「……」


「雄二!!?あんた…私を騙したの??」


雄二は大慌てで私の腕を掴む。


「…もう…シリーズで出るって映画会社とは契約した…300万貰ってんだ…お前の取り分は100万…脱いで…気持ちよくしてたら100万貰えるんだ…楽な仕事だ…」


「冗談はよして!!!」


「…ウチの社長はヤクザだ…その筋の世界では顔が利く…此処でお前が逃げたら俺がボコられる」



「……イヤッ!!!?」


雄二の私の腕を掴む手の力が急に強くなった。


「いいから…来い!!!」


私は必死に抵抗して…雄二の手を振り切り…入り口から外に出る。


「待て!!!美古!!!」
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