小悪魔メイドはエリート社長様専用

「……」


私たちは邸宅に戻った。


透真と私の夕食が用意されていた。


長いテーブルに真っ白なテーブルクロス。
私と透真は向かい合わせに座る。
しかし…話しかけるには…少し声を大にしないといけない。


でも、食べる場所は洋間だけど…出て来た料理は和食料理。


「……和食をお召しになられるのはご主人様の意向です」


私の隣に立った本宮さんが私に説明してくれた。

「へぇ~っ」


「言っておくがお前は俺のメイドだ…明日からは食事は別々だ」


「…はい…わかりましたご主人様」


私は首を傾げて…思いっきり可愛い声で透真に返した。


「……///」


透真が黙って…少し頬を染めた!?


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