となり
『はぁ、明日からテストだね』と
梨沙子は鞄に教科書を詰め
やる気のない感じに言葉を吐く
明日からテスト期間に入る
ついこの前に長い
夏休みが終わったと思えば
テストが終われば
冬休みも目前に迫っていた
『もえ、24日はどうする?』と
梨沙子は夏休み明けてから
ずっとクリスマスのことが
頭から離れないのか
同じ質問を何度も聞いていた
私は梨沙子の顔を見つめ
返答に困っていた
彼は相変わらず部活が
忙しかったせいか
クリスマスの話どころか
冬休み会えることすら
出来ない位に部活の
予定を入れていた
私は毎晩彼と電話で
会話をしていても
未だにずっと気になっている
彼の高校の希望書の件も
聞くことができないままだった
『もえ?』と返答がない私に
梨沙子は心配そうに
顔を覗き込み問いかけた
私は何も言わずに
ただ下を見つめていると
信吾はそんな私の様子を見て
『梨沙子、俺、空太にクリスマスの話しといたよ。アリバイの話も頼んだし。クリスマス大丈夫って言ってたから心配ないだろ』と
信吾の言葉に私は漠然とした
『もえ?瑞木は今日も部活?』と
梨沙子は再び聞くと
私は軽く頷き荷物を持つと
ゆっくり歩き教室をでた
梨沙子は鞄に教科書を詰め
やる気のない感じに言葉を吐く
明日からテスト期間に入る
ついこの前に長い
夏休みが終わったと思えば
テストが終われば
冬休みも目前に迫っていた
『もえ、24日はどうする?』と
梨沙子は夏休み明けてから
ずっとクリスマスのことが
頭から離れないのか
同じ質問を何度も聞いていた
私は梨沙子の顔を見つめ
返答に困っていた
彼は相変わらず部活が
忙しかったせいか
クリスマスの話どころか
冬休み会えることすら
出来ない位に部活の
予定を入れていた
私は毎晩彼と電話で
会話をしていても
未だにずっと気になっている
彼の高校の希望書の件も
聞くことができないままだった
『もえ?』と返答がない私に
梨沙子は心配そうに
顔を覗き込み問いかけた
私は何も言わずに
ただ下を見つめていると
信吾はそんな私の様子を見て
『梨沙子、俺、空太にクリスマスの話しといたよ。アリバイの話も頼んだし。クリスマス大丈夫って言ってたから心配ないだろ』と
信吾の言葉に私は漠然とした
『もえ?瑞木は今日も部活?』と
梨沙子は再び聞くと
私は軽く頷き荷物を持つと
ゆっくり歩き教室をでた