となり
クリスマスにプレゼントした
スパイクはとても喜んでもらえ
私はまた彼が走るのに使える
物をあげたいと思っていた

『何かお探しですか?』と
女性店員が声をかけた
『彼の誕生日プレゼントなんですが、何かオススメはありますか?』と
私は少し照れながら尋ねた

『何のスポーツをしているんですか?』と
質問され
『陸上部で走ってます。クリスマスは、スパイクをプレゼントしたんです』と
答えると
彼女はニコッと笑い
『では、スポーツバックはどうですか?色々な種類があり、アディダスやプーマ、ナイキなど人気ありますよ』と
沢山バックが並べてある
棚の前に案内される

沢山のバックを目すると
黒色でビニール素材の
プーマのマークが付いた
バックを手に彼が肩から
提げてる姿を想像すると
『これ…これにします』と
私は少し大きな声を出し
手にしたバックを彼女に
差し出すと彼女はニコッと笑い
『ありがとうございます。包装はどうしますか?』と
尋ねレジに歩き出す

『はい、包装お願いします』と
私は会計を済まし包装を
待ちながら店内を見て回ると
ムラサキスポーツとロゴが
入ったビニール袋に入れられた
バックを彼女が差し出した
私は受け取り軽く頭を下げる
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