となり
彼は何だか不機嫌そうに
父親の隣に座りながら
テレビを見つめると
私は荷物から着替えを持ち
リビングからお風呂に向かった

お風呂の扉を開けると
湯気が立ち上がり中は温かかく
入浴剤のいい香りがし
ゆったりしながら
気がつくと1時間位
お風呂を頂いていた
私は再びリビングに行くと
真悠がキッチンで
片付けをしていた

『お風呂ありがとうございました』と
私は真悠に言うと
『もえちゃん、長風呂だね。もう空ちゃん部屋行ったわよ。もえちゃんも、二階の空ちゃんの部屋の隣に布団敷いて置いたから使ってね』と
真悠の言葉に
『はい、ありがとうございます』と
私が言うと直人があくびをしながら
『じゃあ、俺ももう寝るよ』と
声をかけテレビを消した

『あっ、はい』と
真悠は答えると
『じゃあ、もえちゃん、おやすみ』と
部屋に入る直人に
『あっ、おやすみなさい』と
慌て気味に答えた

『さて、私もお風呂入って寝ようかな』と
真悠の言葉に私は
『じゃあ、私も二回に行きます』と
言って自分の荷物を持ち
階段を上がり二階に向かった
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