となり
第20章 ~光~
私が倒れたことで
母親は先生にしばらく
体を休めるように言われ
この日はそのまま
入院することになった
『では、私は帰ります』と
真悠は頭を下げると
『今日はありがとうございました。ご心配おかけしまして』と
母親は軽く頭を下げた
『いえ、何もなくてよかったです』と
真悠は言うと病室を出た
私も真悠を追うように
ロビーに行くと真悠は
『空ちゃんも、もえちゃんと別れるのは泣くほど辛いことだけど、今はただ彼のことを信じて待ってあげて。しばらく会えなくなるけど、必ず連絡するから』と
真悠の言葉に
私は何も言わず頷いた
病室に戻ると母親もまた
帰り支度をしていた
『お母さんも今日は帰るけど、何か必要な物ある?明日は様子見て家に帰れるかもしれないから、ゆっくり今日は休みなさいよ』と
母親は言うと病室を出た
私は自分のお腹に手を当てた
このお腹には紛れもなく
赤ちゃんがいることを
確信させられた
体を休めと母親は言っても
産むことに賛成したわけでない
今は彼と離れていても
真悠の言葉通りに
彼は必ず私の元に戻ると
信じて待つことに決めた
母親は先生にしばらく
体を休めるように言われ
この日はそのまま
入院することになった
『では、私は帰ります』と
真悠は頭を下げると
『今日はありがとうございました。ご心配おかけしまして』と
母親は軽く頭を下げた
『いえ、何もなくてよかったです』と
真悠は言うと病室を出た
私も真悠を追うように
ロビーに行くと真悠は
『空ちゃんも、もえちゃんと別れるのは泣くほど辛いことだけど、今はただ彼のことを信じて待ってあげて。しばらく会えなくなるけど、必ず連絡するから』と
真悠の言葉に
私は何も言わず頷いた
病室に戻ると母親もまた
帰り支度をしていた
『お母さんも今日は帰るけど、何か必要な物ある?明日は様子見て家に帰れるかもしれないから、ゆっくり今日は休みなさいよ』と
母親は言うと病室を出た
私は自分のお腹に手を当てた
このお腹には紛れもなく
赤ちゃんがいることを
確信させられた
体を休めと母親は言っても
産むことに賛成したわけでない
今は彼と離れていても
真悠の言葉通りに
彼は必ず私の元に戻ると
信じて待つことに決めた