となり
真悠は彼が倒れて
色々なことがあり
もえが倒れて運ばれた後
そのままだったことを
慌てて思い出した

そして真悠は
もえのメールに返信をする

¨メール、ありがとうね。こっちも色々と忙しくて、なかなか連絡出来なくてごめんね。あの日も、何かすぐに帰っちゃって、話も出来なかったけど。今日退院って、あれから三日は経ってるけど、具合そんなに悪かったの?空ちゃんは…うん、元気だよ…相変わらずに毎日走ってるから心配ないよ。もえちゃんも、何かあったら連絡してね。いつでも話聞くから¨と
真悠は精一杯な嘘を付き
もえに心配させないように
メールを打ちそして送信した

真悠はメールを送信した後
とても心苦しい思いで
眠っている彼の顔を見ると
そっと彼の髪に触れ
『ごめんね』と
小さく呟きやっぱり
今の彼にはもえが
とても必要な存在…と
改めて感じ病気のことを
話たほうがいいんじゃないか…
そして少しでも彼の
そばにいてもらえたら
彼も心強いのではないか…
真悠は握っていた携帯を
バックに再びしまうと
彼に寄り添いながら
自然に眠りについていた
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