となり
そして直人は彼のことを思い
病院に相談に行くと
先生も彼のやつれた姿を
目にし彼の入院を進めた

彼が再び入院することになり
検査をすると彼の進行が
また進んでいたことに
先生は唖然としていた

『退院してから、お渡しした薬は飲んでいましたか?入院していた時に比べ、進行状態がさらに酷くなっています。手足の痺れなど、何か変わったことはなかったでしょうか?』と
先生の問いかけに
真悠は何も答えられなかった

先生の顔はどんどん曇り始め
『息子さんに確認いたします。この状態ですと、厳しいですが以前から服用している薬より少し強い薬を、服用して頂くことになります。ですが、今よりも酷い吐き気が出る恐れがあると考えられますが、今の状態を回避するためには、仕方のないことなので、ご理解下さい。あとは息子さんとお話させて頂きます』と
先生の言葉に直人は
『すみませんが、よろしくお願いします』と
頭を深く下げた

彼は再び病院のベッドに
寝かされ度々くる手足の痺れに
不安な思いでいた

その頃何度も
お見舞いに行っていた
達也は彼になかなか
会えず心配をしていた
そして以前教えてもらった
もえのアドレスにメールを打つ
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