となり
彼は梨紗子からのメールが
とても勇気が湧く思いだった

゛ありがとうな。木村が来て、きつく言ってくれなかったら、きっと何もせずに、病院のベッドで過ごしてたと思うから。木村にはとっても感謝してるよ。もえには、俺の病気のこと話すつもりでいたから、もえが既に病気のことを知ったんなら、話す手間が省けて逆に助かったよ。信吾にも、わざわざ来てくれてありがとうなって伝えておいてくれよ゛

゛了解。私達、今日は学校だから、学校終わったら病院に行くから、会えるよね?゛

゛ああ、夕方には帰るつもりだよ。そっちまで二時間はかかるから、あまり遅くだと、帰れなくならな゛

゛大丈夫、今日は部活休んで行くつもりだから早めに行けるから゛

゛わかった。じゃあ待ってるよ゛

゛うん、信吾も喜ぶよ。瑞木、最後に聞くけど…もえに会いに来たってことは、ちゃんともえとやって行く覚悟を決めたからだよね?゛
しばらく二人のメールは続き
梨紗子の核心に迫るメールで
彼のメールを打つ指が止まった

゛瑞木?゛と
返信がない彼に梨紗子は
再びメールを返すと
彼はゆっくりとメールを
打ち始めた
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