となり
第3章 ~出会い~
忘れることはない―
彼と初めて会った
中学の入学式の日のことを…
私のお気に入りの遊歩道には
満開の桜が色鮮やかに
咲いていたんだ
小学校を卒業しランドセルが
革鞄になり少し大人になった
ワクワクした気持ちに
なったのも今では
ちょっとした思い出なんだ
中学校は家から少し
離れた場所だったけど
私は家の前に広がる
長い遊歩道の道が
小さい頃から好きだった
そして一番は春の時期に
桜が満開になるこの道は
一番の私のお気に入りだった
だから学校もこの遊歩道を
自転車で通学をしようと
自転車通学を選んだ
あの頃から変わらない
この道は何も変わらず
私のずっとお気に入りの道―
小学校に行くにも
毎日利用していた道だった
その日は小学校から仲のよい
友達の¨中井知己¨とは
中学も同じと言うことで
私に合わせて自転車で通う
人見知りの私には
知己と一緒に通うことは
とても安心でそして
中学校に行くのが
楽しみになっていた
目覚ましが鳴り響き
部屋の外から階段を上がる
足音が部屋に近づく音がする
そしてしばらくすると
カーテンが開けられたのか
眩しい光が顔に当たった
『もえ…早く起きない。遅刻するよ』と
母親が布団を剥ぎ取る
彼と初めて会った
中学の入学式の日のことを…
私のお気に入りの遊歩道には
満開の桜が色鮮やかに
咲いていたんだ
小学校を卒業しランドセルが
革鞄になり少し大人になった
ワクワクした気持ちに
なったのも今では
ちょっとした思い出なんだ
中学校は家から少し
離れた場所だったけど
私は家の前に広がる
長い遊歩道の道が
小さい頃から好きだった
そして一番は春の時期に
桜が満開になるこの道は
一番の私のお気に入りだった
だから学校もこの遊歩道を
自転車で通学をしようと
自転車通学を選んだ
あの頃から変わらない
この道は何も変わらず
私のずっとお気に入りの道―
小学校に行くにも
毎日利用していた道だった
その日は小学校から仲のよい
友達の¨中井知己¨とは
中学も同じと言うことで
私に合わせて自転車で通う
人見知りの私には
知己と一緒に通うことは
とても安心でそして
中学校に行くのが
楽しみになっていた
目覚ましが鳴り響き
部屋の外から階段を上がる
足音が部屋に近づく音がする
そしてしばらくすると
カーテンが開けられたのか
眩しい光が顔に当たった
『もえ…早く起きない。遅刻するよ』と
母親が布団を剥ぎ取る