愛し過ぎたから


『なっちゃん、本当は僕だって、リサとなんかじゃなく早くなっちゃんと一つになりたいんだよ?けどね、時間はまだまだたっぷりあるからね、焦らないんだよ僕は……。』


リサとの行為のあとにまた私のスカートの中を確かめながら、嬉しそうにそう言った。



そんな奴をリサは恨めしそうに見ていた。



私はこの時、はじめてリサが感情を表に出したのを見たのだった。




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