愛し過ぎたから


リサが戻ってきた!!


私は笑顔で早く鎖を!!と体をガタガタと揺らした。



−−!!!−−



私の笑顔は、リサの手に持たれている物を見て、一瞬にして凍りついた。




−−包丁だ……−−




リサは不敵な笑みを口の端に浮かべながら



『うあぁぁぁ−−−!!!』



と奇声を発し、包丁を振り上げながら突進してきた。




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