愛し過ぎたから


『だからキミがここに囚われているのもすぐにわかってた。だけど……なかなか助けに来れなくて……。』



た、助けに来てくれたの?!!


本当に?!


『あぁ…鎖は梳いたんだね。』


辺りに散らばってる鎖を広い集めるようにして藍田は言った。



『藍田さん、早く!早く逃げなくちゃ!』


私としては一刻も早くこの場所から逃げ出したかった。




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