愛し過ぎたから


−304号室−


鍵を開けようと鍵穴に差し込む。



−んっ?!−



あれ?私、鍵閉め忘れちゃったのかしら?



そんなはず……ない。


玄関の扉を開ける。


暗闇だけど、入口に変わった様子はない。



心臓がドキドキする。

まさか空き巣?!

それともこないだ本当につけられていて……?




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