愛し過ぎたから


『なんでって?そんな事もわからないの?ヤダなぁ〜〜』


奴は、私の横にはいつくばるようにして耳元で


『あいしてるからだよ。』



そう囁いた。



私は、あまりの気持ち悪さに鳥肌が立った。


『ちょっと!どうでもいいけど、あたしは、カンケーないじゃないっ!なんであたしまでこんな目に合わなくちゃいけないの?!』


あかねが喚き出した。




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