涙飴
「…づき……姫月!」
気が付くと、右手に玉子焼きの刺さったフォークを持っていた。
どうやら一人の世界に入っていたらしい。
「どしたの?お弁当食べないならあたしが食べちゃうよ?」
告白の事、華耶にはちゃんと言っといたほうがいいよね。
「美津菜は?」
「さっき他のクラスの子に呼ばれてたじゃん」
「あ、そっか」
美津菜が居なくなった事にも気付かない程、一人の世界にのめり込んでいたみたいだ。
絶対アホみたいな顔してただろうな……。
そんなことより、告白の事言わなきゃ。
せっかく美津菜が居ないんだし。
「―─あのさ……実は今日、大地に告白しようと思ってるんだ」
気が付くと、右手に玉子焼きの刺さったフォークを持っていた。
どうやら一人の世界に入っていたらしい。
「どしたの?お弁当食べないならあたしが食べちゃうよ?」
告白の事、華耶にはちゃんと言っといたほうがいいよね。
「美津菜は?」
「さっき他のクラスの子に呼ばれてたじゃん」
「あ、そっか」
美津菜が居なくなった事にも気付かない程、一人の世界にのめり込んでいたみたいだ。
絶対アホみたいな顔してただろうな……。
そんなことより、告白の事言わなきゃ。
せっかく美津菜が居ないんだし。
「―─あのさ……実は今日、大地に告白しようと思ってるんだ」