涙飴
「ごめん!待った?」
美津菜と待ち合わせして、それから二人で鳴海と五十嵐との待ち合わせた所に行く事になっていた。
「姫月やっと着たぁ」
あたしは美津菜の元に駆け寄る。
美津菜も、文化祭の時に着ていた浴衣を着ている。
「美津菜、夏休み中鳴海と連絡取ってんの?」
「時々メールする位だよ」
「え!?アド知ってるの?」
そう言うと美津菜は
「は?本気で言ってんの?」と言ってきた。
ちなみにあたしは至って本気に言ったつもりだ。
「普通好きな人のアドは最初に聞くでしょ。
もしかして、姫月五十嵐のアド知らない?」
「知らないけど……なんで五十嵐なの?美津菜は五十嵐のアド知ってるの?」
自分の恋愛経験値のなさに、悲しくなった。
「あたしは知らないけど……姫月は五十嵐が好きなんじゃないの?」
美津菜は不思議そうに聞いてくるけど、いつあたしがそんな事言った?
「はぁ?」
「違うの?だってなんか雰囲気良かったじゃん。
五十嵐だって姫月以外の女子とちゃんと話してる所見た事ないし」
まぁ、前より五十嵐の態度は変わったとは思う。
「でも好きとかじゃないから!」
美津菜と待ち合わせして、それから二人で鳴海と五十嵐との待ち合わせた所に行く事になっていた。
「姫月やっと着たぁ」
あたしは美津菜の元に駆け寄る。
美津菜も、文化祭の時に着ていた浴衣を着ている。
「美津菜、夏休み中鳴海と連絡取ってんの?」
「時々メールする位だよ」
「え!?アド知ってるの?」
そう言うと美津菜は
「は?本気で言ってんの?」と言ってきた。
ちなみにあたしは至って本気に言ったつもりだ。
「普通好きな人のアドは最初に聞くでしょ。
もしかして、姫月五十嵐のアド知らない?」
「知らないけど……なんで五十嵐なの?美津菜は五十嵐のアド知ってるの?」
自分の恋愛経験値のなさに、悲しくなった。
「あたしは知らないけど……姫月は五十嵐が好きなんじゃないの?」
美津菜は不思議そうに聞いてくるけど、いつあたしがそんな事言った?
「はぁ?」
「違うの?だってなんか雰囲気良かったじゃん。
五十嵐だって姫月以外の女子とちゃんと話してる所見た事ないし」
まぁ、前より五十嵐の態度は変わったとは思う。
「でも好きとかじゃないから!」