涙飴
知らない間に話は進んでいき、屋台はかき氷、焼きそば、たこ焼き、綿あめ、射的で決定した。
「どれにする~?
やっぱり午前の方が良いよね。
午後遊んでそのまま後夜祭行きたいし」
そう言いながら美津菜はあたし達の方を見た。
「だよね。でも午前希望者多そうじゃない?」
「だよね~!華耶は小野寺と決めてあるの?」
美津菜は手に持ったシャープペンシルをクルクルと回しながら華耶に問う。
「うん。午前にしようって話してる」
「そっか。じゃあ屋台一緒に出来るかもね」
あたしは心にも無いことを言う。
一緒に居たくない、そう思っているくせに、そんな気持ちを隠して笑顔を作って見せる。
「でも三人でやるのは焼きそばとたこ焼き位だよね。
焼きそばとか疲れそう……射的なら楽そうだな!」
「美津菜はすぐ楽な方に走るよね……」
「姫月うるさい!」
「どれにする~?
やっぱり午前の方が良いよね。
午後遊んでそのまま後夜祭行きたいし」
そう言いながら美津菜はあたし達の方を見た。
「だよね。でも午前希望者多そうじゃない?」
「だよね~!華耶は小野寺と決めてあるの?」
美津菜は手に持ったシャープペンシルをクルクルと回しながら華耶に問う。
「うん。午前にしようって話してる」
「そっか。じゃあ屋台一緒に出来るかもね」
あたしは心にも無いことを言う。
一緒に居たくない、そう思っているくせに、そんな気持ちを隠して笑顔を作って見せる。
「でも三人でやるのは焼きそばとたこ焼き位だよね。
焼きそばとか疲れそう……射的なら楽そうだな!」
「美津菜はすぐ楽な方に走るよね……」
「姫月うるさい!」