ちょびっと青春。
『あぁ~美味かった~♪』

『みんなもう帰るの?』

『わたしは塾あるから帰るね。2人とも今日はありがと♪』

『おう!また今度遊ぼうぜ!』

『うん♪じゃあねノシ』

『ユキ~♪また明日ねノシ』

『じゃあなノシ。オレらも帰るか。』

『ねぇ!ウチ寄って行かない?』

『いいけど。なんで?』

『へへへっ♪わたくし先日ハムスターを飼いはじめたのであります!』

『へー。ネズミかぁ。』

『ハムスターです!!お父さんにね「今年はねずみ年だからいいでしょ?」って言っ
たら買ってくれたの♪』

『…自分でねずみとか言ってるじゃんかよ。』

『名前はハム助ってゆうの♪センス抜群の名前じゃない?へへーん♪』

『…ハムスターにハム助ね。う、うん。…間違っちゃいないな確かに。』

『だから見に来てよ~!ホント可愛いんだからぁ♪あーぁ、ユキにも見せたかった
なぁ。』

『でも今日テレビでバスケの試合やるんだよなぁ。だからさ『よーし!レッツゴー
♪』

『い、いや人の話…わかりましたよ。グチグチ。』

『はやく子供生まれないかなぁ♪』

『2匹も飼ってるの?』

『ううん。一匹だよ。』

『……いや、だったら子供生まれないでしょ…。』

『ん?なんか言った?』

『い、いや。なんでもないっす…。』
< 11 / 31 >

この作品をシェア

pagetop