この日を忘れないために

朝の会が終わり、友人が寄ってきたとき、不覚にも俺は少し泣いてしまった。

自分の誕生日、だからとは言わない。
なぜこんなにも、面白がる人が居るのか。
 それがすごく悲しかった。

それからみんな事件について話していた。
誰もあの人の心配はしていなかった。

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