はぁと

「結構前から好きなんだ・・・・ｗ」


友紀ちゃんは笑っている。
今まで見たこともないような・・・・

『女の子』の表情で。


友紀ちゃんは安堂くんが好きなんだ・・・・・

「杏子には伝えておきたくて～っ！」

「コレ伝えたの杏子しかいないんだからねっ！！」


・・・・・・うれしい！！！

そう思ってもらえるってすごくうれしい！！


「だから協力してくれないかな！！！！」

友紀ちゃんは続けてそう言った。

「うん！！　もちろんだよっ」

迷わずそう答えた。


・・・・・・・だけど。


なにか今胸にささったような感じがした。