同居人が男の子!?



「ふんふーん♪ふふ…」

お気に入りの鼻歌を歌ってあたしは器用に包丁を使う。



「あー」

背後からは光樹の声。


「なに?どうしたの?」
あたしは振り返らずに聞いた。



「その歌、俺も今頭ん中で流れてた」



思わぬことであたしはつい振りかえる。


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