同居人が男の子!?


ニヤニヤした抄希は意味ありげな笑みを浮かべてそう言った。


「え?なんで?せっかくだから付き合ってよ」

「ダーメ、光樹との華の生活を邪魔するしかく、あたしにはないもん」


華!?
そんないいもんじゃないもん!!

覚えてろよ、抄希。
いつか絶対カラオケおごらす。






ーーーガチャリ

「ただいまあ」

玄関の銀色のドアノブをひねり、ローファーを脱いだ。


「あぁ、美緒。あのさー」
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