同居人が男の子!?
だからと言って!!
すぐ光樹としたいわけじゃなくて!!
ただこの調子だとちょっといつになるかわかんないっていう感じ。
まだ付き合いたてだし早いかな。早いよね。
「お待たせしました」
店員さんが注文した飲み物と食べ物を持ってきてくれた。
「うわ。美味しそう…」
目の前にはきらきら輝くケーキセット。
白くて丸いお皿に綺麗にきちんと置かれている。
「美緒、あたしにもちょうだいっ」
準備万端と言わんばかりにフォークをあたしが頼んだケーキセットに向けている。