同居人が男の子!?


…頭が真っ白になったのが、二日連続とかいつかあたし倒れる?



「…あ。光樹、家に居候かあ」



いまやっと思い出した。
まったく、心臓がもたん。



茶色い階段を一段抜かしで登りながら、2階へ行く。


薄い茶色いのドアの前まで行き、白いドアノブをひねり、見慣れた部屋へ。


「光樹と二人って…なにがおこんのさ!!」


ついつい大きい声を出してしまった。


「…別に襲ったりしねーよ」
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