同居人が男の子!?




でも席にはいなくて。



「可愛いって…分かんなっ…」


「わかんない」ていいかけたその時…

「可愛いよ」


頭上から降ってくる誰かの声。
あたしは振り返らなくてもわかる。


目の前の結菜ちゃんは口を開けてただ上を見つめていた。



あたしは分かった。


きっと……光樹だって。
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